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スマホを股に当てて、本当にイケるのか試した
「バイブを買うのは、なんか怖い」
そう思って、私はスマホに無料アプリを入れた。
ネットで「アプリだけでバイブの代わりになる」と見たから。半信半疑だった。でも、お金もかからないし、バレないし、何より、試してダメなら消せばいい。
そう思って、夜中にアプリを4つ、まとめてダウンロードした。
※これは私の個人的な体験です。体の感じ方は人それぞれ。スマホが壊れても責任は取れません。
最初に入れたのは「バイブバイブ」

アプリを開くと、シンプルな画面が出てきた。「弱・中・強」のボタンと、波みたいなアイコンが並んでる。
とりあえず「中」を押して、スマホを太ももに当ててみた。
ブーン。
「お、振動してる」
当たり前だけど、振動はする。でも、太ももに当てただけじゃ、何も感じない。当たり前か。
服を脱いで、ベッドに横になった。スマホを、下着の上から、そっと当てる。
「あ……お?」
振動が、下着越しに、じわっと伝わってくる。弱い。でも、ゼロじゃない。
「強」に変えた。
ブーーーン。
「あっ……これ、けっこう、くる……」
下腹部に、スマホの振動が響く。手で押し付けると、もっと強く伝わる。なんだこれ、思ってたより、悪くない。
そのまま、下着の上から、ゆっくり、スマホを動かした。画面の部分より、端っこの充電ポートのあたりが、やけに振動が強い。ネットで「充電ポートを当てろ」って書いてあったのを思い出した。
下着を脱いで、ローションを塗って、充電ポートを直接、クリトリスに当てた。
「あああっ……! なにこれ、やば……」
ビリビリ、というより、ズンズン、という感じ。バイブの振動とは全然違う。点で、一点だけを、強く刺激してくる。
イケるかも、と思った。
でも、そこからが長かった。気持ちいいのに、届かない。あと少し、あと少し、って思ってるうちに、10分、15分、と過ぎていった。
その間、スマホは、じわじわ熱くなってくる。手が、汗で滑る。
「あ、もう、いい、イケる、イケる……!」
結局、イッた。20分近くかかったけど。
終わった後、スマホの画面に、自分の指の跡がついてた。アプリは、まだ振動してた。止めるの、忘れてた。
他のアプリも、試してみた
「バイブバイブ」で一応イケたから、調子に乗って、他のも試してみた。
2つ目に入れた「Vivid」は、パターンがめちゃくちゃ多かった。40種類以上。でも、どれも、バイブバイブより弱い気がする。強さのMAXにしても、なんか、もどかしい。タイマーがついてて「10分で止まります」って言われたけど、10分もやらずに、やめた。
3つ目の「女性のための強いバイブレーター」は、名前の通り、強さは悪くなかった。バイブバイブとどっちが強いか、って言われたら、まあ、同じくらい。でも、画面が古臭くて、気分が上がらなかった。
4つ目の「マッサージ強い」は、名前で期待しすぎた。全然、強くない。「これ、電マのアプリって言うの?」って感じ。ホワイトノイズ機能ってのがついてたけど、波の音を流しながらオナニーするって、何? 癒し? 私は、ただただ、困惑した。
結局、使うのは、バイブバイブだけになった。
防水対策、めんどくさかった
アプリでオナニーする時、一番困ったのが、濡れること。
自分の、あそこの汁で、スマホがびしょびしょになる。画面に、べっとりつく。それで、何度か、スマホをティッシュで拭いた。
ネットで「防水対策にラップ」と見たから、ラップで巻いてみた。キッチンから持ってきて、スマホを、ぐるぐるに。
巻いて、当ててみた。
「ん……あ、振動は、ちゃんと伝わる……けど、熱い」
ラップで密閉されたスマホが、みるみる熱くなってくる。大丈夫? これ、爆発しない? 不安になりながら、結局、ラップを剥がした。
100均で防水ケースも買ってみた。ラップよりは、振動が伝わる。でも、ケースが分厚くて、充電ポートの位置が、微妙にずれる。
「あ、もう、めんどくさい」
結局、防水ケースも、ラップも、途中でやめた。今は、ティッシュを敷いて、こまめに拭きながら、やってる。本当は、よくないんだろうけど。
スマホが熱くなって、不安になった夜
ある夜、バイブバイブで、いい感じになってきた時、急に、スマホが熱いことに気づいた。
触れないほど、じゃない。でも、明らかに、いつもより熱い。液晶のあたりが、カイロみたいになってる。
「え、これ、大丈夫? このまま続けて、スマホ壊れたら、どうしよう……」
そう思ったら、気持ちよさが、一気に冷めた。
スマホを置いて、電源を切った。画面が暗くなって、部屋が真っ暗になって、ひとりで、ベッドに座ってた。
なにやってるんだろう、私。
バイブを買うのが恥ずかしいからって、高いスマホを、股に当てて、壊れないかビクビクしながら、オナニーしてる。
それって、本末転倒じゃない?
そう思って、笑ってしまった。
結局、バイブを買った
次の日、ネットで、ちゃんとしたバイブレーターを注文した。
届いた箱を開けた時、ちょっと緊張した。でも、使ってみたら、まあ、気持ちいい。振動は、スマホと全然違う。点じゃなくて、面で、体に広がる感じ。
そして、何より、怖くない。熱くならない。壊れる心配がない。防水だし、洗えるし、後片付けも楽。
「なんで、もっと早く、これにしなかったんだろう」
スマホアプリのことは、今では、笑い話。いや、まだ笑えるほど、時間は経ってないかも。
でも、あの夜、スマホを股に当てながら、「これでイケるかも」って、真剣に思ってた。
それが、まあ、私の、バカな夜。
誰にも言わないけど。
今でも、たまに
スマホのアプリは、消した。
でも、たまに、バイブを充電してなかった日とか、急に気持ちよくなりたい日とか、スマホを手に取る時がある。
「あのアプリ、まだあるかな」
ない。消した。消したんだ。
でも、あの、充電ポートの、ピンポイントの振動だけは、たまに、思い出す。
あれは、あれで、悪くなかった。
スマホの振動でイッたことは、恥ずかしいから、誰にも言わない。
でも、たまに、あの「ズンズン」を思い出して、下腹部が、きゅっとなる。
