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19歳の私に、「濡れすぎ」と言った男たちの話

私の体は、昔から、よく濡れる。
19歳の時、初めて付き合った彼に、「お前、濡れすぎ。なんか、気持ちよくないんだよな」と言われた。
その日から、私の「濡れること」は、恥ずかしいことになった。
それから10年近く、私は、色んな男に、色んな言い方で、同じことを言われ続けた。
「濡れすぎて、中で感じない」
「潮吹くの、汚いから、やめて」
「広すぎる」
今なら、全部、男の側の問題だって、わかる。でも、当時の私は、自分の体が、おかしいんだと思って、ずっと、悩んでた。
これは、私が、自分の体を、取り戻すまでの、話。
19歳。最初の彼に言われた「濡れすぎ」
最初の彼は、年上だった。
セックスの時、彼が、急に、動くのをやめて、言った。
「お前、濡れすぎ。なんか、気持ちよくないんだよな」
私は、何も言えなかった。濡れてる、って、言われたのが、恥ずかしかった。それ以上に、ショックだった。
「ごめん」と、言った。謝るようなことじゃないのに、謝ってた。
その日から、私は、セックスの時、いつも、お風呂場か、シャワーの下を、選ぶようになった。水が、私の濡れるのを、洗い流してくれるから。ベッドでは、隣にタオルを置いて、気づいたら、こっそり、拭いてた。
「濡れすぎて、感じない」という彼の言葉は、「お前の体は、気持ちよくない」と言われてるのと同じで、私は、自分が、汚いものにでも、なったような気分だった。
22歳。次の彼に言われた「潮吹きが汚い」
22歳の時、付き合った彼は、指で、私を、いかせるのが、好きだった。
ある日、彼の指で、初めて、潮を吹いた。
「あっ……! なに、これ……」
体が、勝手に、跳ねた。シーツが、びちゃびちゃになった。
「お前、何してんの? 汚いな」
彼は、私から、手を引いた。それきり、彼は、私に、触れようとしなかった。
「ごめん、私、おしっこ、漏らしたんじゃなくて……」
「そういうの、いいから」
彼は、不機嫌に、ティッシュで、手を、拭いた。
あの時、私は、必死で、謝った。自分の体の、反応を、謝った。
でも、彼は、最後まで、不機嫌だった。
25歳。3人目の彼に言われた「広すぎる」
25歳の時、付き合った彼は、私が、上に乗るのが、好きだった。
ある晩、私が、彼の上で、腰を動かしてると、彼が、急に、私の腰を、押しのけた。
「お前、濡れすぎて、広く感じる。なんか、萎える」
「え……?」
「なんか、こう、締まりがない、っていうか」
彼は、それ以上、何も、言わなかった。でも、彼の、その、呆れたような顔が、忘れられない。
「私の、体が、悪いんだ」
そう、思い込んだ。
でも、後から、女友達に、その話をすると、「それ、彼の方が、細いか、経験不足なだけだよ」と、笑われた。
「あんたの、アソコが、広いんじゃなくて、彼の、チ○コが、細いの。わかってる?」
そう言われて、初めて、「ああ、そういう、見方もあるのか」と、思った。
27歳。ようやく、出会えた人
27歳の時、今の彼と、出会った。
彼は、私の体のことを、「濡れるね」と、笑った。
「え、それ、嫌?」
「嫌なわけないだろ。興奮してくれてる、って、ことでしょ。嬉しいよ」
私は、今までの彼氏のことを、話した。「濡れすぎ」「潮吹きが汚い」「広い」って、言われた、と。
彼は、黙って、聞いてた。
そして、「それ、全部、俺からしたら、褒め言葉だけどな」と、言った。
「濡れるのは、俺を、感じてくれてる証拠だし、潮吹くのは、気持ちよくなってる証拠。広い、は……まあ、俺が、細いだけだろ」
彼は、笑った。
その笑顔に、私は、救われた。
それでも、たまに、思い出す
今の彼と、セックスする時、私は、もう、濡れることを、怖がらない。
でも、たまに、思い出す。
「濡れすぎ」「汚い」「広い」
あの言葉たちは、私の体に、染みついてる。
今の彼が、「濡れてるね」と、言うたびに、心臓が、少し、ぎゅっと、なる。
「あ、また、気持ちよくない、って、思われるかも」
そう、一瞬、頭を、よぎる。
でも、彼は、私が、こわばるのを、感じ取ると、いつも、言う。
「俺は、お前の、濡れてるのが、好きだよ」
その言葉で、私は、また、少し、自分を、取り戻せる。
結論
「濡れすぎ」で、悩んでる、あなたへ。
あなたの体は、おかしくない。
濡れるのは、あなたが、健康で、ちゃんと、性的に、反応してる、証拠。
それを、「気持ちよくない」「汚い」「広い」と、言う男は、あなたの体を、楽しむ資格がない。
タオルを、置くのも、体位を、変えるのも、工夫のひとつ。
でも、いちばん、大事なのは、あなたの体を、「気持ちいい」と、言ってくれる人を、見つけること。
あなたの体を、否定する男に、合わせるために、自分を、すり減らさないで。
あなたの濡れる体は、あなたの、勲章。
