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彼氏に「濡れすぎ」と言われた私が、その言葉を手放すまで

「お前、濡れすぎ。なんか、気持ちよくないんだよな」
彼にそう言われたのは、付き合って、まだ、一ヶ月も経たない頃だった。
ベッドの上で、私は、何も言えなかった。濡れてる、って、言われたのが、すごく、恥ずかしかった。それ以上に、ショックだった。
「ごめん」と、言った。謝るようなことじゃないのに、謝ってた。
その日から、セックスが、怖くなった。
彼が、私の体を触るたびに、「濡れてない? 大丈夫? また、嫌がられる?」って、頭の中が、それで、いっぱいになった。
彼とセックスする時、私は、いつも、お風呂場か、シャワーの下を、選んだ。水が、私の濡れるのを、洗い流してくれるから。ベッドでは、隣にタオルを置いて、気づいたら、こっそり、拭いてた。
この記事は、私が、その悩みから、抜け出すまでの、記録。
同じことで、悩んでる人が、もしかしたら、いるかもしれないから。
「濡れるのは、悪いことじゃない」と、友達に言われた
思い切って、女友達に、相談した。
「彼に、濡れすぎって、言われて。気持ちよくない、って」
友達は、一瞬、きょとんとして、「は? 何それ、嬉しいことじゃん」と、言った。
「むしろ、興奮してる証拠でしょ。彼、わかってないな」
友達は、笑ってた。でも、私は、笑えなかった。
「そういう、もん、なのかな」
「そうだよ。ていうか、それ、彼の感覚の問題だよ。あんた、何も、悪くない」
その言葉に、少しだけ、救われた。
でも、彼と、どう向き合えばいいのか、まだ、わからなかった。
タオルで拭く、を、やめてみた
それまで、私は、彼にバレないように、こっそり、拭いていた。
でも、ある日、思い切って、堂々と、拭いてみることにした。
「ちょっと、ごめん。拭いても、いい?」
彼は、「ああ、いいよ」と、言った。
ティッシュで、さっと、拭いて、「……はい、続き」と、笑ってみた。
彼も、ちょっと、笑った。
「なんか、そういうの、逆に、エロいな」
そう言われて、初めて、気づいた。
隠して、ビクビクしながら、拭くから、いけないんだ。堂々と、「ちょっと、リセットするね」くらいの、軽い感じで、すればいい。
それから、彼とセックスする時、枕元に、タオルを、用意するようになった。ウェットティッシュより、普通の、ふわふわした、タオルが、一番、使いやすかった。
体位を、変えてみた
「濡れすぎて、気持ちよくない」という、彼の言葉の、本当の意味を、考えてみた。
もしかしたら、濡れすぎて、摩擦が、なくなってる、って、ことなのかもしれない。
だとしたら、体位を、変えれば、解決するかも。
ネットで、調べた。「濡れすぎる時は、女性上位とか、後背位が、摩擦が強くて、いい」と、書いてあった。
彼に、「ねえ、今日、これ、試してみない?」と、言って、女性上位になってみた。
自分で、動く。彼の反応が、わかる。角度を、変えてみる。
「……あ、これ、いいかも」
彼が、下から、私の腰を、支えてくれた。後背位も、試した。たしかに、いつもより、彼の反応が、良かった。
「体位で、こんなに、変わるんだね」
そう言うと、彼は、「だな」と、笑った。
彼と、ちゃんと、話してみた
ある晩、彼と、向き合って、話してみることにした。
「ねえ、私、あなたに、濡れすぎって、言われたの、ずっと、引きずってる」
彼は、神妙な顔で、「あの時は、ごめん」と、言った。
「もっと、言い方が、あったよな」
「……うん。あれは、結構、ショックだった」
「わかってる。俺も、言った後、しまった、って思った」
彼は、私の頭を、撫でた。
「濡れてるのは、お前が、俺で、ちゃんと、感じてくれてる、って、証拠だよな。あの時は、俺が、馬鹿だった」
その言葉で、私の、もやもやは、消えた。
「私、あなたに、興奮してるんだよ。だから、濡れるの」
「知ってる。だから、嬉しい」
ようやく、この話を、笑って、できるようになった。
それでも、気になる時は
今は、彼も、私の体を、理解してくれて、「濡れすぎ」と、言うことは、なくなった。
でも、それでも、たまに、気になる時は、ある。
彼が、私の中で、感覚が、薄い、って、感じてるんじゃないか、って、不安になる。
そんな時は、潔く、タオルで拭く。
「ちょっと、ごめんね」と、言って、拭く。それで、また、始める。
濡れることは、恥ずかしいことじゃない。
でも、彼が、気持ちよくなるための、工夫を、するのは、悪いことじゃない。
ふたりで、気持ちよくなれる方法を、一緒に、探していく。
それが、今の、私たちの、セックス。
結論
「濡れすぎ」は、あなたの体が、健康で、性的に、反応してる、証拠。
彼が、それで、「気持ちよくない」と、言うなら、それは、彼の、感覚か、相性の問題。
タオルを、置いてみる。体位を、変えてみる。話し合ってみる。それで、ダメなら、無理に、その人と、続けなくても、いい。
濡れることを、「恥ずかしい」と思わせる、相手とは、距離を、置いた方が、いい。
あなたの体を、「気持ちいい」と、言ってくれる、人を、見つけて。
