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彼氏に「濡れすぎ」と言われた私が、その言葉を手放すまで

Close Up of Grapefruit

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本文は約2296文字です

「お前、濡れすぎ。なんか、気持ちよくないんだよな」

彼にそう言われたのは、付き合って、まだ、一ヶ月も経たない頃だった。

ベッドの上で、私は、何も言えなかった。濡れてる、って、言われたのが、すごく、恥ずかしかった。それ以上に、ショックだった。

「ごめん」と、言った。謝るようなことじゃないのに、謝ってた。

その日から、セックスが、怖くなった。

彼が、私の体を触るたびに、「濡れてない? 大丈夫? また、嫌がられる?」って、頭の中が、それで、いっぱいになった。

彼とセックスする時、私は、いつも、お風呂場か、シャワーの下を、選んだ。水が、私の濡れるのを、洗い流してくれるから。ベッドでは、隣にタオルを置いて、気づいたら、こっそり、拭いてた。

この記事は、私が、その悩みから、抜け出すまでの、記録。

同じことで、悩んでる人が、もしかしたら、いるかもしれないから。

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「濡れるのは、悪いことじゃない」と、友達に言われた

思い切って、女友達に、相談した。

「彼に、濡れすぎって、言われて。気持ちよくない、って」

友達は、一瞬、きょとんとして、「は? 何それ、嬉しいことじゃん」と、言った。

「むしろ、興奮してる証拠でしょ。彼、わかってないな」

友達は、笑ってた。でも、私は、笑えなかった。

「そういう、もん、なのかな」

「そうだよ。ていうか、それ、彼の感覚の問題だよ。あんた、何も、悪くない」

その言葉に、少しだけ、救われた。

でも、彼と、どう向き合えばいいのか、まだ、わからなかった。

タオルで拭く、を、やめてみた

それまで、私は、彼にバレないように、こっそり、拭いていた。

でも、ある日、思い切って、堂々と、拭いてみることにした。

「ちょっと、ごめん。拭いても、いい?」

彼は、「ああ、いいよ」と、言った。

ティッシュで、さっと、拭いて、「……はい、続き」と、笑ってみた。

彼も、ちょっと、笑った。

「なんか、そういうの、逆に、エロいな」

そう言われて、初めて、気づいた。

隠して、ビクビクしながら、拭くから、いけないんだ。堂々と、「ちょっと、リセットするね」くらいの、軽い感じで、すればいい。

それから、彼とセックスする時、枕元に、タオルを、用意するようになった。ウェットティッシュより、普通の、ふわふわした、タオルが、一番、使いやすかった。

体位を、変えてみた

「濡れすぎて、気持ちよくない」という、彼の言葉の、本当の意味を、考えてみた。

もしかしたら、濡れすぎて、摩擦が、なくなってる、って、ことなのかもしれない。

だとしたら、体位を、変えれば、解決するかも。

ネットで、調べた。「濡れすぎる時は、女性上位とか、後背位が、摩擦が強くて、いい」と、書いてあった。

彼に、「ねえ、今日、これ、試してみない?」と、言って、女性上位になってみた。

自分で、動く。彼の反応が、わかる。角度を、変えてみる。

「……あ、これ、いいかも」

彼が、下から、私の腰を、支えてくれた。後背位も、試した。たしかに、いつもより、彼の反応が、良かった。

「体位で、こんなに、変わるんだね」

そう言うと、彼は、「だな」と、笑った。

彼と、ちゃんと、話してみた

ある晩、彼と、向き合って、話してみることにした。

「ねえ、私、あなたに、濡れすぎって、言われたの、ずっと、引きずってる」

彼は、神妙な顔で、「あの時は、ごめん」と、言った。

「もっと、言い方が、あったよな」

「……うん。あれは、結構、ショックだった」

「わかってる。俺も、言った後、しまった、って思った」

彼は、私の頭を、撫でた。

「濡れてるのは、お前が、俺で、ちゃんと、感じてくれてる、って、証拠だよな。あの時は、俺が、馬鹿だった」

その言葉で、私の、もやもやは、消えた。

「私、あなたに、興奮してるんだよ。だから、濡れるの」

「知ってる。だから、嬉しい」

ようやく、この話を、笑って、できるようになった。

それでも、気になる時は

今は、彼も、私の体を、理解してくれて、「濡れすぎ」と、言うことは、なくなった。

でも、それでも、たまに、気になる時は、ある。

彼が、私の中で、感覚が、薄い、って、感じてるんじゃないか、って、不安になる。

そんな時は、潔く、タオルで拭く。

「ちょっと、ごめんね」と、言って、拭く。それで、また、始める。

濡れることは、恥ずかしいことじゃない。

でも、彼が、気持ちよくなるための、工夫を、するのは、悪いことじゃない。

ふたりで、気持ちよくなれる方法を、一緒に、探していく。

それが、今の、私たちの、セックス。

結論

「濡れすぎ」は、あなたの体が、健康で、性的に、反応してる、証拠。

彼が、それで、「気持ちよくない」と、言うなら、それは、彼の、感覚か、相性の問題。

タオルを、置いてみる。体位を、変えてみる。話し合ってみる。それで、ダメなら、無理に、その人と、続けなくても、いい。

濡れることを、「恥ずかしい」と思わせる、相手とは、距離を、置いた方が、いい。

あなたの体を、「気持ちいい」と、言ってくれる、人を、見つけて。

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