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彼の精子を飲みたい、って言えなかった私が、ある夜、言ってみた話
「彼の精子を、飲んでみたい」
そう思い始めたのは、付き合って、三ヶ月くらい経った頃だった。
きっかけは、覚えてない。たぶん、フェラをしてる時、彼の「イキそう」って声を聞いた瞬間、ふと、そう思った。
この続きを、口の中で、最後まで、味わいたい。
そう思ったのに、言えなかった。
彼は、いつも、私の口から、一旦、抜いて、お腹の上に出す。私は、それを、ティッシュで、拭く。毎回、それだけ。
「気持ちいい?」って聞かれて、「うん」って笑って、答える。
胸の中に、言えない気持ちが、たまっていった。
言えなかった理由は、「汚い」と思われる気がしたから
ネットで「ゴックン」のことを、こっそり調べた。
「飲んでくれる女は、神」「最高の褒め言葉」
そういう男性の声が、たくさん、出てきた。
でも、本当に? って、思った。
だって、あれは、体から出るものだし、匂いも、味も、あるし。ネットの男は、そう言うかもしれない。でも、私の彼が、同じかどうかは、わからない。
もしかしたら、「え、汚いから、やめて」って、言われるかもしれない。
そう思ったら、怖くて、言えなかった。
ある夜、勇気を出して、聞いてみた
その夜、彼は、いつもみたいに、お腹の上に出した。
私が、ティッシュで、拭きながら、「ねえ」と、言った。
「私、次のとき、飲んでみたいんだけど……変、かな」
彼は、ティッシュを、ゴミ箱に、投げようとした手を、止めた。
「……え? まじで?」
「うん。ダメ、かな」
「ダメじゃない。てか、最高。めっちゃ、嬉しいんだけど」
彼が、私の顔を、じっと、見た。目が、笑ってる。
「なんで、今まで、言わなかったの?」
「だって、汚い、って、思われるかも、って」
「思わないよ。逆。飲みたい、って言われたら、男は、すげえ、受け入れられた、って思う。愛されてる、って、思う」
彼は、私の手を、握った。
「お前、そういうこと、もっと、言ってよ」
その一言で、私の、今までの、もやもやが、全部、溶けていった。
彼が教えてくれた、男の本音
次の日、彼に、もう少し、詳しく、聞いてみた。
「ねえ、男の人って、やっぱり、飲んでくれるの、嬉しいの?」
「嬉しいよ。まじで。あれ、最高の気分になる」
「でも、自分の、精子が、苦手、っていう人も、いるんでしょ?」
「たぶん、いる。俺は、平気だけど。匂いとか、気にするやつは、いるかも」
「そっか。じゃあ、そういう人だったら、どうすればいいの?」
「んー……『美味しいよ』って、言ってあげたら? 安心するかも」
彼は、笑いながら、答えた。
ネットに書いてあった、男性の本音。
「飲んでくれる女性は、神」
「『全部飲みたい』と言われると、それだけで、勃起する」
あれは、本当だった。
でも、それを、自分の彼の口から、聞いて、初めて、ほんとに、信じられた。
初めて、飲んだ夜
それから、数日後。
フェラを、してた。彼の、息が、荒くなってきて、イキそうなのが、わかった。
私は、彼の目を、見上げて、言った。
「ねえ、最後、口の中で、して」
彼は、一瞬、私の頭を、強く、押さえた。
「……やばい、それ、一番、興奮する」
彼のが、私の口の中で、跳ねた。
温かいのが、口の中に、広がる。想像してたのと、ちょっと、違った。味も、匂いも、もっと、生々しかった。
でも、嫌じゃなかった。彼の、全部を、受け入れてる、って、感じがした。
飲み込んだあと、彼が、「すげえ……」と、つぶやいた。
「お前、やばい。まじで、最高」
私は、恥ずかしくて、彼の胸に、顔を、埋めた。
私には、できなかった「小悪魔テク」
ネットには、「飲みたい」を伝える、色んな方法が、載ってた。
- 体に出したものを、指で、「味見」して、アピールする
- 「後片付けが、楽だよ」って、合理的に、言う
- 「初めてだから、挑戦したい」と、特別感を、出す
でも、私には、どれも、できなかった。
指で、味見、なんて、恥ずかしすぎるし、「後片付けが楽」って、なんか、違う。
結局、私は、素直に、「飲みたい」って、言っただけ。
それが、私には、一番、合ってた。
もし、彼に、断られたら
これは、想像でしかないけど。
もし、彼に、「飲むのは、ちょっと……」と、断られたら。
無理には、しない。
「じゃあ、今度、挑戦してみようね」って、笑って、流す。
「飲みたい」が、叶わなくても、彼が、私のことを、好きでいてくれるなら、それで、いい。
ネットには、「飲む行為に、こだわらず、他のスキンシップで」って、書いてあった。
本当に、その通りだと、思う。
伝えて、よかった
結果、私は、彼に、「飲みたい」と、伝えて、本当に、よかった。
彼は、すごく、喜んでくれた。
そして、私自身も、彼のことを、もっと、近くに、感じられるようになった。
「精子を飲む」って、行為自体が、すごい、とか、そういうことじゃなくて。
「私は、あなたを、受け入れたい」って、気持ちが、伝わったのが、よかったんだと、思う。
今では、彼の方が、「今日は、口に出していい?」って、聞いてくる。
そのたびに、私は、ちょっと、笑って、「いいよ」って、言う。
もし、あなたが、「飲みたい」と、思ってるのに、言えずに、いるなら。
私みたいに、思い切って、言ってみて。
彼は、きっと、喜んでくれる。
それか、もしかしたら、彼の方が、本当は、待ってるかもよ。
